2024.10.4blog

人を生かすも殺すも人次第

#社長ブログ

先週の日曜日に被災地支援として輪島市へ行ってきました。
元旦の大震災以降、被災地支援に入ったのはこれで15回目です。
その一週間前の9月22日にまた大きな災害が奥能登を襲いました。
元旦の震災が酷かったエリアを綺麗になぞる様に豪雨の被害。
信じられない事です。

そこに住む人たちの生活を根こそぎ奪っていく大災害が
一年に二度も襲うなんて考えられません。

一か月振りにお邪魔した輪島の街は全体的には大きくは変わっていませんでした。
しかし川に近かったエリアは観るに堪えられない状況です。
道沿いに寄せられた土石流の残骸は、
かけられたマンパワーがいかに多かったか想像されます。

久しぶりの顔ぶれも、支援物資を持ってきた私達に笑顔を振りまいてくれますが
疲れている様子はありありとうかがえます。
もうギリギリの状態でしょう。

被災地の方々だけでは、絶対に立ち直れないと思います。
外から来た人が一緒に泥を掻き出してくれる。
支援物資を持ってきて「頑張ろう!」と声をかけてくれる。
そういう人と人との繋がりで、なんとか希望を捨てずに居られるのでしょう。

この先も支援を続けていきますが、
現地の方からは、物資やマンパワーも嬉しいが
「一緒にご飯を食べる」などの心の交流が一番嬉しいとの事。

大災害は物や時間はいとも簡単に奪っていきます。
大切な人の命も奪っていきます。
しかし、この先そこに住まう人々を生かすも殺すも
人次第です。

起きたことはしかたがない。
これからどうしていくか?
我々の勝敗はこれからです。