パティスリーデリース様

デリースさま

どんなお店にしたいかを丁寧に聞いてくれて、
私たちと同じ目線になって考えてくれた。

手前味噌ながら、昨年末に「第4回景観広告とやま賞 景観広告優秀賞」を受賞しました。受賞したのは富山市内にある店舗兼住宅で、そこは1階がパティスリー、2階が居住スペースになっています。授賞式が行われたのは、一年でパティスリーが最も忙しい12月中旬。それなのにオーナーさんは「トミソーが賞をとってくれたおかげで、店を休む口実ができた」と、一緒に式に参加してくださいました。もちろんこの言葉は、私たちへの心遣いということは分かっています。でも優しさが嬉しくて、そのときばかりは甘えさせていただきました。

設計や工事を経て、引き渡しを終えて半年。ほかの工務店さんやハウスメーカーさんであれば、もしかすると施主様との関係が途絶えていたかもしれません。でも「トミソーとは運命的な出会い」と言ってもらい仕事を任せてもらったからには、ずっとフォローしていきたいと思い、お付き合いを続けていました。奥様が「1ヵ月に一度は、トミソーの誰かの顔を見る」と話されるように、近くを通りかかったり美味しいケーキを食べたくなったりする度に、誰彼となくお店に立ち寄らせていただき、他愛もない会話を楽しんでおります。

ずっと後になって「トミソー」を選んだ理由を伺いました。すると、その言葉に躊躇いもなく「人柄に惹かれた」と言ってくださったのです。この言葉は「トミソー」の財産です。「トミソーを初めて訪れたときに、どんなお店にしたいかを丁寧に聞いてくれて、私たちと同じ目線になって考えてくれた。簡単なイメージイラストも描いてもらえたので想像もしやすかったし、自分たちの店をどうするかについて話し合う、デザイナーと営業スタッフの本気の掛け合いが面白かった」と理由を述べられました。実際に使っておられる店舗兼住宅については、オーナー様は予算が限られていたこともあり「動きやすさもデザインも、ここまで良いものができるとは思っていなかった」と話してくださいました。

「トミソー」は賞を狙って住宅や店舗を作っているわけではありません。それでも施主様の理想を叶えたことが賞に繋がったことを、大変喜ばしく思っています。施主様あっての住宅や店舗という考えをくずさずに、これからも理想や希望を叶える家づくりを実現いたします。