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新社屋プロジェクト~基礎ベースから建て方~

#新社屋プロジェクト

布基礎のベース
布基礎のベース
型枠工事
立ち上がりコンクリート
建て方
大型の梁
大工工事
6月~8月前半にかけては基礎工事後半工事と建て方が始まる時期でした。実際に何度も新社屋現場に足を運ぶにつれ、現実味を帯びています。

写真を見ていただいてわかる通り当社は木造の建物になります。木造の建物にこだわる理由はいろいろありますが、そのひとつに日本の伝統的な建築方法を大切にしたいという想いがあります。昔から人々の暮らしには木が関わっています。当社も建築を事業と生業としているため、木造で建てることに意味を感じていました。ここまで大きな木造の建物は日本の中でも珍しいとのことです!

Instagramでは新社屋現場の工程の様子を動画でUPしていますので、是非見てください!

--------------写真を説明します🙌--------------

布基礎ベース:基礎配筋後に型枠を設置し布基礎ベース部分へコンクリートを流し込んで底盤をつくる作業です。建物の重さを地盤へしっかり伝えるための大切な工程になります。

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│     立ち上がり    │ ← 壁や柱を支える部分
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│     ベース(底盤)   │ ← 荷重を地盤に分散して伝える部分
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型枠工事:布基礎ベース後はコンクリートを流し込むための「枠(型)」を組み立てる作業です。前半の型枠工事と違うのは型枠の強度。配筋を包み込んで形をつくるためのもので、よりしっかりした鋼製や木製の型枠を使いコンクリートの重量や圧力に耐えられるように組みます。前回は捨てコンという基礎の位置を正確に出すための「薄くて簡易的なコンクリート」を打つための型枠工事でした。

立ち上がりコンクリート:基礎ベースが固まったあとに型枠を立て、その中にコンクリートを流し込んで基礎の壁部分(立ち上がり)をつくる工事。柱や土台をしっかり支えるため、水平や寸法を正確に仕上げます。

建て方:基礎工事が終わった後に行う柱や梁などの構造材を組み立てて建物の骨組み(躯体)を作る作業です。木造建築や鉄骨建築などで行われ、建物の形が一気に見えてくる大事な工程です。

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建て方は8月1日に撮影しました。暑い中の施工になりますが、現場のスピード感は早いです。
現場で働く皆様に感謝申し上げます。

次の投稿は上棟式になります!それまで少々お待ちください。