トミソーの社員

自分のやれることを全力でやろうって。とにかく、がむしゃらでした

株式会社トミソー 採用・広報 鬼原 さくら

はじめに

人の人生を左右する採用という仕事を自分一人で任せてもらえるようになりたい。そのために、たくさんの人と関わり、全力で応えて、人としての魅力を、どんどん磨いていく。そう語る鬼原さんが、初めて舞台に立つ時に考えていたことや、そこにある思いを紐解くことで、日々挑戦を続ける力の源泉に迫る。

トミソー鬼原ってどんなひと?

鬼原:
株式会社トミソーで採用や広報を担当している鬼原さくらです。
採用公式インスタグラムの運用やインターンシップの企画・運営。また、外部パートナーと連携して、WEBサイトやパンフレット、社内報の制作を推進するなど、採用や広報に関わる、あらゆることを担当しています。

ハキハキとお話しをする鬼原さん。人を元気にするその明るさは、自然のそばで生まれ育ち、活発な幼少期を過ごされた原体験にあるそう。

鬼原:
山に囲まれ、川がそばにあり、自然を目一杯に楽しむことができる場所で生まれ育ちました。夏になれば魚の掴み取りに行ったり、公園で友達と鬼ごっこをしたり、本当に活発な女の子だったと思います。中学生になると、バトミントン部に入部して、スポーツに打ち込んでいました。

活発に過ごしていた幼少期を経て、何か打ち込めることを見つけたいとスポーツを始めた鬼原さん。さらに、高校ではプレイヤーではなく、チームを支える新たな挑戦を。

鬼原:
高校では陸上部のマネージャーという道を選択しました。当時を振り返ると「まずは、マネージャーが土台をつくることが大切だ」とプレーヤーだけではなく、私たちも厳しくご指導いただいていたことを思い出します。それから、学年が上がるにつれて自分が後輩に指導をする機会が増えると、厳しいことを言って白い目で見られることもありました。それでも、応援してくれる人や信頼してついてきてくれる人がいたのは、一生懸命取り組んできたからだと気づいた時に、全力で人や自分の役割に向き合うことの大切さを学ぶことができたと思います。

自分を変えてくれた大切な出会い

高校でのマネージャーの経験から、「大学でもスポーツをする人を支えるための勉強がしたい」と進学先を選んだ鬼原さん。そこで、人との関わり方、スポーツの楽しさ、そして障害者スポーツでの想像力の重要性を学ぶ。その後、就職活動の時期を迎え、悩みながらも社会にでるための準備を進める。

鬼原:
就職活動の時期はとても悩みました。社会にでることを想像できなかったし、本気で仕事をするということに、なかなか向き合うことができなかったんです。それは、大学3-4年生の時期をコロナ渦で過ごしたことが理由の一つです。「もっと遊びたい」社会と向き合うことを避けていました。だけど、時間は過ぎていってしまうので、「とりあえず色々な所を受けてみよう」という気持ちで就職先を探していました。

トミソーと鬼原さんとの出会いは『オファーボックス』(企業から学生にオファーを送ることができるサービス)。当時、オファーを送った理由を代表に尋ねたところ、「証明写真の画像を載せている学生が多い中、自分らしい写真を載せている鬼原がいいなと思ったから(笑)」。と語られていた。

鬼原:
オファーをいただいた時、トミソーがどういった会社なのか、まったく知らなかったんです。なので、受けようか迷っていたのですが、話を聞いてみないと分からないから、「とりあえず行ってみよう」と勇気を出して説明会に参加し、その後、選考に進みました。

最終的にトミソーへの入社を決意したのは代表のある一言だったという。

鬼原:
オファーボックスでは自分らしさを出せていた私ですが、面接になると取り繕ってしまったり、本音で語れなかったり、周りからどう見られているのか気にしてしまっている自分がいました。だけど、代表が私に言ってくれたんです。「嘘ついてるやろ」って。ばれたって思いました。でも、この人は本当に私と向き合おうとしてくれているんだと感じて、内定はもらえないかもしれないけど全部思っていることを話そうって決意することができたんです。代表の言葉は、それまで自分の気持ちを出せずにいた私を、変えてくれました。就職活動の期間、いくつもの会社をみさせていただきましたが、最終的には「自分らしくいられる」トミソーに決めました。

歩みを進める原動力

トミソーに入社し、代表直属の経営企画部の採用兼広報として業務をはじめた鬼原さん。当時を振り返った時、いくつもの壁を乗り越えてこれたのは、トミソーで、共に働く周りの人々の存在が大きかったという。

鬼原:
すべてのことが初めてだったので挑戦の連続でしたが「わからなくても、とりあえずやってみよう」という精神を大切に、まっすぐ仕事に向き合い続けました。くじけそうになることもありましたが、これまであきらめずにやってこられたのは、周りの人が忙しくても自分とは関係ない仕事でも、サポートし支えてくれていることに気がついたから。それだけしてもらって、逃げるわけにはいきません。自分のやれることを全力でやろうと、とにかくがむしゃらでした。

壁にあたるかもしれない。しかし、まずは150%で仕事に向き合う。その姿勢と行動は、周囲の人々に勇気と元気を与えてくれる。まわりの応援に応えながら、いくつもの壁を乗り越えてきた鬼原さんは、「今度は私が、誰かを応援する」と決意をあらわにする。

鬼原:
採用活動において嬉しいことが「人が成長する瞬間」に立ち会えることで、そのために就活生が努力している姿をみると「自分が関わることで、応援ができてよかった」と思うんです。採用って人の人生に関わる大切な仕事なので、代表が私にしてくれたように、今度は私が就活生に本気で、本音で、ぶつかりたい。そして、人の苦しみや優しさを理解し、寄り添うことが出来る人であるために、これからも、まっすぐ人に、向き合い続けたいと思います。

今後の挑戦

鬼原:
代表と採用活動を共にするなかで、「人を惹きつける力がある人」だなと感じます。人を引っ張ったり、その人の本音を引き出したり、私が気づけなかったところに気づいたり、まだまだ私には足りないものがあることを知りました。だからこそ、今はひとりで採用活動を、任せてもらえるようになることが目標です。そのためにも、たくさんの人と関わり、全力で応えて、人としての魅力を、どんどん磨いていきたいと思います。

「あの頃の、これからの、
私に贈る言葉」

1.あの頃のわたしに一言

2.心に残る大切な一言

3.これからの私に一言

PROFILE

鬼原 さくらkihara sakura

株式会社トミソー 採用・広報

富山県出身。大学では、誰もが平等に楽しめるアダプテッドスポーツについて学ぶ。その後、広い視点と創造力を活かし仕事がしたいと考え、トミソーに入社。現在、「普通の採用・広報になるな」の言葉を胸に、奮闘中。

公式サイトを見る

EDITERS VOICE

どこまでもまっすぐで、明るく前向きなその姿に、勇気と元気を分けてもらいました。どんなことにもがむしゃらに向き合い続けるその先に、どんな輝く舞台が生まれていくのか楽しみです。

Intervier:UNIIDEO 株式会社 Writer:UNIIDEO株式会社 Photographer:株式会社toha