2025.11.21blog
与えあいの道
#社長ブログ
先日、珠洲の大谷地区で震災復旧に尽力しておられる「外浦を護る会」の方が
富山に来られました。
昨年1月の震災以来、私たちも足しげく被災地に赴きました。
当時は大谷エリアのボランティア受付けなどもそのメンバーがやっていまして、
密に連絡を取りながら活動をしていました。
昨年9月の豪雨災害以降、2週に一度は行っていました。
ナビがなくても大谷まで走れます。
「友人が困っている。力になりたい」くらいの気持ちでした。
もう彼らのことは友人や仲間だと勝手に思っています。
今年の9月、
ボランティアの様な人力でできる泥出しや片付けなどの作業は終了したとの事。
これからは建築や建設、土木のフェーズだそうです。
ひと段落ですね。
そんな外浦を護る会の
中心的に活動をしていた二人が「富山のみんなにお礼をするために」
富山に行きたいと連絡を貰いました。
すごく頑張っていた二人。
逆に盛大にもてなそうと、富山から一緒に作業に行っていたメンバーが集まりました。
私たちは現地の力になりたい!と思って通ってしましたが、
逆に現地の皆さんの「生きる姿勢」にエネルギーを貰ってました。
行きの車の中よりも帰りの車内の方が元気なんです。
私たちはこの二人の精神力はすごいな!と口々に話をしていましたが、
ゆっくり話をしあって。今だから話せることも話をして。
私たちの想像をはるかに超える葛藤があったと知りました。
全国からいろいろな人がボランティアに来て。
色々なことを言い、残していく。
今思うと、私たちも精神的な配慮が足りずに傷つけた点もあったと思います。
災害ボランティアは本当にセンシティブな問題で難しいですね。
ただ、そのお二人が言ってくださったのは、
瞬間風速的な支援ではなく、
私たちがずっと寄り添い続けてくれたことに勇気をもらった。
本当に小さな小さな個人的な差し入れでも、すごく嬉しかった。
など。
完ぺきではなかったけど、
何かしらの力を与える事ができて、
私たちも大きな勇気を貰える事ができていたみたいです。
珠洲の大谷のみなさんとはこれからもずっとずっと関係が続いていくと感じます。
元々が過疎地だったエリア。
震災でもっと住みにくい地区になるのであればそんな場所は捨てればいい。
経済合理性から観たらそういう方向に考えるでしょう。
支援の活動をする事自体も経済合理性から考えれば、無駄なことと捉えるのでしょう。
「損得」「奪い合い」「自分が得をすればよい」「楽して儲ける」
二ノ宮尊徳翁に言わせると動物と同じ。「畜生の道」
与えあい、助け合い、寄り添い合い。
人間の道「人道」
たった一人の勇気や力になれただけでも、
万々歳。大感謝です。
全く完ぺきではないし、不器用そのものですが
そういう道を歩いていきたいと感じた夜でした。
富山に来られました。
昨年1月の震災以来、私たちも足しげく被災地に赴きました。
当時は大谷エリアのボランティア受付けなどもそのメンバーがやっていまして、
密に連絡を取りながら活動をしていました。
昨年9月の豪雨災害以降、2週に一度は行っていました。
ナビがなくても大谷まで走れます。
「友人が困っている。力になりたい」くらいの気持ちでした。
もう彼らのことは友人や仲間だと勝手に思っています。
今年の9月、
ボランティアの様な人力でできる泥出しや片付けなどの作業は終了したとの事。
これからは建築や建設、土木のフェーズだそうです。
ひと段落ですね。
そんな外浦を護る会の
中心的に活動をしていた二人が「富山のみんなにお礼をするために」
富山に行きたいと連絡を貰いました。
すごく頑張っていた二人。
逆に盛大にもてなそうと、富山から一緒に作業に行っていたメンバーが集まりました。
私たちは現地の力になりたい!と思って通ってしましたが、
逆に現地の皆さんの「生きる姿勢」にエネルギーを貰ってました。
行きの車の中よりも帰りの車内の方が元気なんです。
私たちはこの二人の精神力はすごいな!と口々に話をしていましたが、
ゆっくり話をしあって。今だから話せることも話をして。
私たちの想像をはるかに超える葛藤があったと知りました。
全国からいろいろな人がボランティアに来て。
色々なことを言い、残していく。
今思うと、私たちも精神的な配慮が足りずに傷つけた点もあったと思います。
災害ボランティアは本当にセンシティブな問題で難しいですね。
ただ、そのお二人が言ってくださったのは、
瞬間風速的な支援ではなく、
私たちがずっと寄り添い続けてくれたことに勇気をもらった。
本当に小さな小さな個人的な差し入れでも、すごく嬉しかった。
など。
完ぺきではなかったけど、
何かしらの力を与える事ができて、
私たちも大きな勇気を貰える事ができていたみたいです。
珠洲の大谷のみなさんとはこれからもずっとずっと関係が続いていくと感じます。
元々が過疎地だったエリア。
震災でもっと住みにくい地区になるのであればそんな場所は捨てればいい。
経済合理性から観たらそういう方向に考えるでしょう。
支援の活動をする事自体も経済合理性から考えれば、無駄なことと捉えるのでしょう。
「損得」「奪い合い」「自分が得をすればよい」「楽して儲ける」
二ノ宮尊徳翁に言わせると動物と同じ。「畜生の道」
与えあい、助け合い、寄り添い合い。
人間の道「人道」
たった一人の勇気や力になれただけでも、
万々歳。大感謝です。
全く完ぺきではないし、不器用そのものですが
そういう道を歩いていきたいと感じた夜でした。