2025.6.20blog

新社屋プロジェクト~遣り方出しから基礎配筋~

#新社屋プロジェクト

遣り方出し
型枠工事
墨出し
コンクリートの上に印が付く
基礎配筋
空港から飛行機が飛び立った!take off
地鎮祭を終え、いよいよ工事が始まった新社屋。現事務所からもほど近い場所にあり、頻繁に足を運んでは現場の様子を写真に収めています。ゴールデンウィーク明けから本格的に工事がスタートし「いよいよここに建物ができていくんだ」と胸が高鳴りました。

当社の社員はよく「建築の仕事の楽しさは建物が形になっていく様子を間近で見届けられること」と話しています。建築を学ぶ学生さんの中にも「子どもの頃に自分の家が建つ様子を見て建築ってかっこいいと思った」と話してくれる方がいます。新社屋の工事が進んでいくのを見ていると、そんな社員や学生の言葉を思い出します。

どの仕事にも通ずることではありますが、物事の始まりは「人の想い」です。建物をつくる仕事は「人の想い」を壮大に表現できる強さがあります。改めて建築業ってかっこいいなと新社屋プロジェクトを通して感じています。

5月から現在にかけ行っている工事は「基礎工事」です。基礎工事は建物を支えるための土台となる基礎部分を造る工事のこと。地面をしっかり掘り下げコンクリートで土台を固めるこの工程は、目に見えにくい部分ではありますがここがしっかりしてこそ安心して使える建物になります。

--------------写真を説明します🙌--------------

遣り方出し:建物を「どこに、どんな大きさで」建てるかを正確に示すための作業です。敷地に杭や板を使って建物の位置や高さの基準となる線を出していきます。いわば「建物の設計図を地面に描く作業」。工事の最初の準備としてとても大切です。

型枠工事:コンクリートを流し込むための「枠(型)」を組み立てる作業です。コンクリートは液体なのでそのままだと形になりません。きれいな形で固まるよう木や金属の板で型をつくりその中にコンクリートを流し込みます。

墨出し:工事中の建物に実際にどこに柱や壁、設備などを配置するかを示すために印(線)をつけていく作業です。これは職人さんたちが正確に作業を進めるための「道しるべ」のようなもの。この墨出しをもとに、次の工程が進んでいきます。

基礎配筋:コンクリートの基礎の中に入れる「鉄筋(鉄の棒)」を組んでいく作業です。鉄筋はコンクリートに“強さ”を与える役割を持っていて建物の土台をしっかりと支えるために必要不可欠です。建物の「骨」のような存在です。
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写真は約3週間での工程順です。かなり進んだ印象があります。職人さんの技術力ってすごいなぁ・・・。今日はここまで!!また次回、おたのしみに~