Vege&bar shinbar シンバル様

店舗を作品とせず、オープン後の営業を考えた設計。
僕たちの希望を聞いて、実現してくれる会社です。

最初からとても丁寧に話を聞いてくれる会社。
社内の雰囲気も良く初回の相談で決めました。

――トミソーと知り合ったきっかけを教えてくれますか?
山本さま: 以前は富山市郊外でカフェを営業していて、移転にともない施工会社を探していました。確かインターネットで「富山 店舗設計」というキーワードで探したと思います。トミソーさんのホームページを見て、しっかり作ってあるし、実績も詳しい。安心できそうな感じでした。

――最初にどんな相談をされましたか?
山本さま: 店のコンセプトかな。「野菜中心の創作料理で、お酒も出していく」店にしたいということ。自然、森、植物、ナチュラル、というイメージが出てきたと思います。正直に言えばここの物件は仮押さえをしていたので「早く決めてオープンしたい」「この場所で早く営業したい」と思っていました。

――この場所(物件)に決めた理由を教えてくれますか?
山本さま: 近くに商業施設が建つ予定であること、路面電車の駅が近いこと、今後発展すると分かっている場所だったからです。商店街で、通りがにぎわう見通しがありました。もともとここは和食店の物件で、それも面白い感じになるとピンときたんです。

――相談をしてみて、どのような印象を持たれましたか?
山本さま: トミソーさんに相談に行く直前まで、ほかの施工会社もいくつかあたろうと思っていました。しかし相談後は、「こんなに話を聞いてくれるのか」「こんなに丁寧にやってくれるんだ!」と驚きました。トミソーさんを訪問したときの社内の雰囲気、窓口の女性の印象も良かったです。

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プロ目線のアドバイスだけでなく、
今後の費用対効果のことも考えてくれました。

――トミソーとのやりとりはスムーズでしたか?不安はありませんでしたか?
山本さま: 物件が完全な和のテイストでしたから、どうやってバルにするのか、できるのかが素人目に不安でしたね。もちろん、それが予算内におさまるかも不安でしたよ(笑)。

トミソー衛藤: 不安にさせないようにするのも私たちの仕事です。最初のご相談後、プランを立てる前に私たちは現地調査をしました。耐震も法律的にも問題がないかどうか、席数は何席取れるのか、営業的なところを考えました。経営のプランニングがあってからのデザインです。次に山本ご夫妻のオペレーションを考えて設計しました。どういう動線だと効率が良いのか、厨房器具がおさまるかなども考えました。

山本さま: もともとあったカウンター台の端を切って、カウンター内とホールと行き来しやすいように動線を変えてくれました。奥にホールへの出入り口用のドアもありましたが、それを壁に変えて厨房内を見せないように工夫をしてくれました。

――トミソーに依頼してよかったところはどのようなところですか?
山本さま: デザインと図面の提案後、ひとつひとつの仕様の落とし込みが分かりやすかったです。天井、壁、床、それこそ小さなところまでいろんなサンプルと案を出してくれました。
また、店舗設計のプロの目線から「これだけはやっておかないといけない」と最初に言ってくれたこと、費用対効果を考えてくれたこともありがたいと感じました。

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――DIYをご希望されたそうですね。理由も教えてくださいますか?
山本さま: 以前のカフェもDIYで建てたようなものなのです。移転のとき、カフェのお客様にもお店づくりに関わってほしい、新しい店にも愛着を持ってもらいたいと思っていました。一緒に引っ越す気持ちを持って欲しかったんです。カウンター下の腰板は自分とお客様で貼りました。おかげでお客様も「この店を作った」という感覚を持ってくれたようです。

トミソー衛藤: もともと山本さんがご自身でDIYをする技術をお持ちでしたので、できるところをお願いしました。

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トミソーはコミュニケーションをとる時間を惜しまない会社。
お互いに信頼を築いてから施工に入り、オープンを迎えられました。

――完成まではスムーズでしたか?
山本さま: 施工前に何度も打ち合わせを重ねたので、実際施工に入ったときは任せても大丈夫!だと。期間は一ヵ月くらい。僕たちもカフェで営業をしつつの施工でしたから、衛藤さんを信頼してお任せでしたね。

――完成後、周囲の反応はどうですか?
山本さま: 商店街の方に驚かれましたよ。以前の和食店も知っていますし、完成後の内装を見て感心されました。

――もっとこうしたかった、というところはありますか?
山本さま: コンセントをもっと作ればよかったです。これはできあがって営業しないと分からないところかも。予算があれば、二階をキレイにして客席にしたかったです。今後の目標かな!

――店舗を出したいと考える方に、これだけは用意しておいたほうがいいことはありますか?アドバイスがあればお願いします。
山本さま: いろいろ用意はありますが、「コンセプト」と「メインメニューが決まっているか」ということを考えてみてほしいです。例えば店の売りの一皿があるかどうか、など。空間的なところで言えば、僕の場合はお客様と話をしたかったのでカウンターのある物件を選びました。
お店づくりはまず話し合いからです。衛藤さんと僕は意思疎通がはかりやすかった、その一言ですね。話し合いはすべて基本。僕は衛藤さんに想いを伝え、衛藤さんの想いも聞きました。
衛藤さんは僕が何をどういう想いを持ってやりたいと思っているのかを聞いてくれました。コミュニケーションがとれ、「この人なら任せても大丈夫だ」と確信が持てた。だからこそ僕たちのお店が作れました。